自分軸は整う
ジャーナリングは人生を変えるツールではありません。
この言い方をすると、少し強く聞こえるかもしれませんが、脳科学的に見ると、とても正直な表現だと思っています。
近年、「ジャーナリングをすると人生が変わる」「書くだけで現実が動く」といった言葉をよく見かけます。確かに、ジャーナリングはとても優れたツールです。ただし、その役割を正しく理解していないと、「頑張って書いているのに、何も変わらない」という状態に陥りやすくなります。
まず結論からお伝えすると、ジャーナリングは自分軸を整えるためのツールです。
一方で、未来を変えるためのツールではありません。
この違いを理解することが、とても大切です。
ジャーナリングで起きていること
ジャーナリングをすると、多くの人は次のような変化を感じます。
頭の中が整理される
感情が落ち着く
本音に気づける
「私はこう感じていたんだ」と理解できる
これらはすべて事実で、脳科学的にも説明がつきます。
書くという行為は、思考を言語化し、顕在意識で扱える情報に変換する作業だからです。
つまりジャーナリングは、顕在意識の整理と自己理解には非常に効果的です。
だから、自分軸を整えるにはとても向いています。
「私は何を大事にしているのか」
「何に違和感を感じているのか」
「どこで無理をしているのか」
こうしたことに気づくためには、ジャーナリングはとても良い方法です。
それでも人生が変わらない理由

では、なぜジャーナリングを続けていても、人生が変わらない人が多いのでしょうか。
それは、人生を動かしているのが顕在意識ではなく潜在意識だからです。
脳科学的に見ると、人の行動・選択・反応の大半は、無意識レベルで決まっています。
「私はこういう人間だ」
「これは無理だ」
「こうなったら危険だ」
こうした前提は、潜在意識に保存されています。
ジャーナリングで多くの人がやっているのは、すでに持っている前提を言語化しているだけという状態です。
たとえば、
「私はいつも我慢している」
「どうせ私には無理」
「結局うまくいかない」
これを書き出すことでスッキリはします。
でも脳は同時に、「なるほど、これがあなたの前提ですね」と再確認しているだけなのです。
この状態では、未来は変わりません。
自分軸は整う。でも未来はそのまま

ジャーナリングは、自分軸は整う!でも…
ここがとても重要なポイントです。
ジャーナリングをすると、自分の内側は整います。
感情も落ち着きます。
自分を理解できるようになります。
でも、それだけでは未来は同じ延長線上にあります。
なぜなら、
・選ぶ基準
・行動のクセ
・怖れのパターン
これらを決めている前提が変わっていないからです。
つまり、自分軸は整うけれど、現実を動かす力にはならないそれが、ジャーナリングの正しい位置づけです。
未来を変えるのはミラクルワーク

では、未来を変えるためには何が必要なのでしょうか。
それが、SNK講座で扱っているミラクルワークです。
ミラクルワークは、気づきを目的としたワークではありません。
癒しや整理のためのワークでもありません。
目的はただ一つ、潜在意識の前提を書き換えることです。
脳は「正しいかどうか」ではなく、「採用しているかどうか」で現実を決めます。
ミラクルワークでは、
今とは違う前提
別の選択肢
安全だという感覚
これを脳に体験させていきます。
すると、頑張らなくても無理に変えようとしなくても自然と行動や選択が変わり始めます。
整えると変えるの違い

ここまでをまとめると、こうなります。
ジャーナリングは、今の自分を知るためのツール。
ミラクルワークは、未来の前提を変えるためのツール。
どちらが良い・悪いではありません。
役割が違うだけです。
ジャーナリングとミラクルワークの正しい使い分け
自分軸を整えたいときは、ジャーナリング。
未来を変えたいときは、ミラクルワーク。
この順番と使い分けを間違えないことが、とても大切です!
まとめ
ジャーナリングは、人生を変えるツールではありません。
でも、人生を変えるための準備を整えるツールではあります。
自分軸を整え、今の自分を理解し、その上でミラクルワークによって前提を変えていく。
この流れがあって、初めて未来は動き始めます。
もし、「書いているのに変わらない」
「気づきはあるのに現実が同じ」
そう感じているなら、それはあなたが間違っているのではなく、使っているツールの役割が違うだけです。